先日もお知らせしました、沖縄県動物愛護管理センター
で殺処分待ちだった猫の里親さん募集スタートします！
今回の引出は今までと違う選び方をしてみました。
猫を管理している職員さんに
「パルボにかからなそうな丈夫な子はどの子ですか？！」
と聞いてみました。
（パルボが蔓延してることを否定しているセンター・・だいぶ勇気がいる言葉です(笑)）
選ばれたのは1週間もあの殺処分部屋にいた猫さん
とっくに殺処分されている子なんですが、何らかの理由により
残っていました。それだけ生きる力が強い子なんだと思いました。
キジトラの男の子です。
仮の名前は「
ジミー」
「地味なキジトラ」というところから猫まる母が名付けてくれました(笑)
しかし！沖縄ではメジャーすぎる名前です。
少々風邪気味ではあるものの食欲旺盛、元気一杯でした
しかし・・連れてきた当日から下痢・・
フードが変わったのと、車での移動でストレスがかかったからかも
おまけに風邪っぴきだし、、と一日様子を見ることに。
翌日も下痢が止まらなかった上に血便がでたので
急いで病院へ連れて行きました
パルボチェックは疑陽性。
「パルボかもしれないし、消化不良の血便で疑陽性が出たかもしれない」
とのことで、まだパルボと断定されなかったので、
インターフェロンの注射、補液、下痢止めの注射をして店に戻りました。
2日後にまた下痢＆嘔吐。
おまけに41度の熱
またまた急いで病院へ。
風邪かもしれないしパルボかもしれない、という疑陽性のまま、
ひとまず3日間入院。
3日後、食欲も戻り、まだパルボ疑陽性だったものの、
消毒は常に徹底してやっているし、見た目が元気なので入院の必要はないと
判断して連れ帰りました。
1週間後、引出してからちょうど２週間で、パルボチェック、陰性。
パルボだったとしても軽い症状で済んだようです。
やはり生きる力の強い子でした！
無事退院して保護猫部屋脱出しました！
ワクチン接種済・去勢は来週以降予定しています。
去勢手術が終わり次第、譲渡可能です
面会も可能です。
センターで1週間生き抜き、パルボも撃退してしまうほどの生命力！
ごはんももりもり食べます！
ビビりん坊で甘ったれ。
なかなか面白いキャラをもっています。
可愛らしい綺麗なキジトラのジミー（仮）を家族に迎えませんか？
少しでも気になった方はお問い合わせくださいませ！
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しかし、ここ最近は引出してきた猫がほぼパルボというヒドイ状況
センターに行くことも少々恐怖だったりします
保留をかけに行った帰りに自宅に寄り
全身に消毒をかけてから着替えます。
着ていた服・履いていた靴も徹底消毒。
もっと気楽に気軽にセンター引出が出来るようになれば、
殺処分も減るような気がするんですけど。。。
引出したらパルボで治療費を高額払う。。
その繰り返しでは、センター引出がとてもとても高いハードルです。
救いたくても、救えない、そんなもどかしい想いをされてる方は
当店以外にも多くいます。
どこでどう感染しているのかそれは定かではありませんが、
センターから来る子以外はパルボにかかったことがないので
しかも引出し当日、数日後に発症しているので・・・ね。
殺処分待ちの猫たちが入れられているＢＯＸも
猫のキャリーサイズで、もちろん個別のトイレはありません。
身動きの取れない箱の中で数日を過ごす。。
どんな気持ちでいるのでしょうね。。。
だからといって犬のように柵の中に何匹も入れては
猫のことですからすり抜けることもあるでしょうし、
それこそパルボにかかれば、あっという間の感染です。
数も多いですしなかなか管理も難しいのだと思います。
何度考えてもいくら考えても、難しい問題です。
でもひとつだけ言えることは
センターに入らなければ、むやみに増えなければ
パルボにかかる確率は低いということでしょうか。
地域猫活動について真剣に考えていかなくてはです。
当店からお譲りする猫さんはパルボ潜伏期間が終わってから
またはパルボが完治してからお渡ししています。
それを待たずに、譲渡できれば次々に救えるのかもしれませんが、
里親さんになる方が初めて猫を飼う方だったら・・・
先住猫さんがいてパルボにかかってしまったら・・・
病気になると思って貰いに来る人はいません。
気づいた時には手遅れ、ではせっかく救い出しても
人間にも猫にも辛い結果になるからです。
これからも猫まるカフェokinawaでは殺処分寸前の猫の引出を
少しずつですがコツコツと続けていきます。
みなさまのご支援ご協力、そしてご理解の程お願いします。
長々とお読みいただきありがとうございました。
では、ジミーの里親さんが決まることを楽しみにしております！
それではまた～